CentOS 5.x 筐体交換 IDE(PATA) → SATA

Pentium4 1.2GHz メモリ256MBのデスクトップPCにCentOS 5を入れて宅鯖にしていたが、時々電源が落ちるようになり、ついには電源が入らなくなった。

HDDを取り出して、眠っていたCeleron 433MHz メモリ512MBのマシンに移植したところOSは起動した。

例によってNICMACアドレスが変わることから /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 が
書き換わるが、設定の書き戻しで対処し、一応動くようになった。

しかしながらやはり非力であり、DBを検索するような処理に今までの数倍の時間がかかるようになった。

もっとパワーのあるマシンの乗り換えたいが、今のHDDがIDE(PATA)の3.5インチであり、IDE接続のマシンはめぼしいものがない。
一方SATA接続のマシンであれば世代が新しく、今より性能が良いと思われる。

そこで、IDEのHDDをSATAのHDDにクローニングしてSATA接続のマシンに取り付けてみた。
無事OSが起動した。

クローニングには Acronis Migrate Easy 7.0 を使用した。
作業用PCとディスクの接続にはGroovyのUD-500SAUD-3000SA を使用した。



[ IDE HDD 160GB ]---IDE/USB---[ AME作業用PC ]---USB/SATA---[ SATA HDD 80GB ]


合計で約40GBの2つのパーティションをレイアウトを変えずにコピーして、1時間ほどかかった。

Celeron 420 1.60GHz メモリ 2GBのマシンに移植し、今まで10秒近くかかっていた処理が
1秒未満で終わるようになった。


宅鯖は廃止してVPSにでも切り替えようかと思い始めていたが、もうすこし続けてみよう。