$ pg_dump --help
pg_dumpはデータベースをテキストファイルまたはその他の書式でダンプします。
使用方法:
pg_dump [OPTION]... [DBNAME]
一般的なオプション;
-f, --file=ファイル名 出力ファイルまたはディレクトリの名前
-F, --format=c|d|t|p 出力ファイルの書式(custom, directory, tar,
plain text(デフォルト))
-j, --jobs=NUM ダンプ時に指定した数の並列ジョブを使用
-v, --verbose 冗長モード
-V, --version バージョン情報を表示し、終了します
-Z, --compress=0-9 圧縮形式における圧縮レベル
--lock-wait-timeout=TIMEOUT テーブルロックをTIMEOUT待ってから失敗
-?, --help このヘルプを表示し、終了します
出力内容を制御するためのオプション:
-a, --data-only データのみをダンプし、スキーマをダンプしません
-b, --blobs ラージオブジェクトと共にダンプします
-c, --clean 再作成前にデータベースオブジェクトを整理(削除)
-C, --create ダンプにデータベース生成用コマンドを含めます
-E, --encoding=ENCODING ENCODING符号化方式でデータをダンプ
-n, --schema=SCHEMA 指名したスキーマのみをダンプ
-N, --exclude-schema=SCHEMA 指名されたスキーマをダンプしません
-o, --oids ダンプにOIDを含めます
-O, --no-owner プレインテキスト形式で、オブジェクト所有権の
復元を行いません
-s, --schema-only スキーマのみをダンプし、データはダンプしません
-S, --superuser=NAME プレインテキスト形式で使用するスーパーユーザの
名前
-t, --table=TABLE 指定したテーブルのみをダンプ
-T, --exclude-table=TABLE 指定したテーブルをダンプしません
-x, --no-privileges 権限(grant/revoke)をダンプしません
--binary-upgrade 用途はアップグレードユーティリティのみ
--column-inserts 列名付きのINSERTコマンドでデータをダンプ
--disable-dollar-quoting ドル記号による引用符付けを行わず、SQL標準の引用符付けを使い
ます
--disable-triggers データのみのリストアをする際、トリガを無効にします
-T, --exclude-table=TABLE 指定したテーブルのデータをダンプしません
--inserts COPYではなくINSERTコマンドでデータをダンプします
--no-security-labels セキュリティラベルの割り当てをダンプしません
--no-synchronized-snapshots 並行ジョブにおいて同期化スナップショットを使用しません
--no-tablespaces テーブルスペースの割り当てをダンプしません
--no-unlogged-table-data ログを取らないテーブルのデータをダンプしません
--quote-all-identifiers すべての識別子をキーワードでなかったとしても引用符でくくります
--section=SECTION 指定したセクション(データ前部、データ、データ後部)をダンプ
--serializable-deferrable 例外なくダンプを実行できるようになるまで待機します
--use-set-session-authorization
所有者をセットする際、ALTER OWNER コマンドの代わり
に SET SESSION AUTHORIZATION コマンドを使用する
接続オプション:
-d, --dbname=データベース名 ダンプするデータベース
-h, --host=HOSTNAME データベースサーバのホストまたはソケットディレクトリです
-p, --port=PORT データベースサーバのポート番号です
-U, --username=NAME 指定したデータベースユーザで接続します
-w, --no-password パスワード入力を要求しない
-W, --password パスワードプロンプトを強制表示します
(自動的に表示されるはずです)
--role=ROLENAME ダンプの前に SET ROLE を行います
データベース名が指定されなかった場合、環境変数PGDATABASEが使用されます
不具合は<pgsql-bugs@postgresql.org>まで報告してください。